ユニークなテレビCMの紹介②(ABCマート(プーマ) / バルクオム)
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
仕事で大量のテレビCMを見ておりますので、その中でユニークで良いなぁと感じたものを紹介していきたいと思います。
今回はイケメンさん出演CMで2本ほど。
1.ABCマート(PUMA H.ST.RUNNER)「待ち合わせ」篇
横浜流星さん出演 PUMA H.ST.RUNNER「待ち合わせ篇」
※動画を貼ったものの、YouTube上でしか見れない設定になっているようです。
※上記タイトルで検索すると出てきますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
横浜流星さんの爽やかさ/軽やかな動きが印象的なCMです。
走れて、かつ普段使いもできるスニーカーという印象を与えることができていたと考えられます。
何より横浜流星さんの顔やセリフがしっかりキャプチャーされており、ファンの方々には特に刺さったのではないでしょうか。
待ち合わせの女性の靴もちゃっかりとプーマなので、男女両方にしっかり商品訴求できていると思います。
人混みを掻き分けて走るシーンからトレンディドラマ風(?)なBGMがスタートしているのも印象的でした。
また、クリエイティブもとても良かったですが、このCMは放送時期も印象的です。
関東では5月中旬から放送開始されています(関東以外では4/9ですが)。
この時期であることの意図は以下ではないでしょうか。
・多くの人が運動不足になってきて「動ける靴」を潜在的に求めている可能性
・スーツ用革靴の需要減の可能性(アポイントは引き続きテレビ会議?)
・緊急事態宣言がそろそろ解かれ、人々が外出し始める可能性
ABCマートさんもコロナ禍がポジティブに働いている業界では決してないため、負けずに頑張っていただきたいですね。
2.バルクオム「
BULK HOMME - TV-CM 夜のルーティーン篇【15秒版】
続いてはテレビでも取り上げられて話題になっていた、木村拓哉さん出演の新CMです。
バルクオムという高品質メンズスキンケア商品のCMですね。
ここで木村拓哉さんは普段通りに化粧水を塗っているらしいのですが、
その仕草が非常に格好良く、バルクオムのブランドイメージ向上に寄与しているのではないでしょうか。
また、15秒間ずっと木村拓哉さんが出続けるのではなく、あえて途中でスタッフ(バルクオム社員?)の会話を挟んでいるところも印象的です。
これによって「もう一度キムタク出るかな?」という期待感を煽れており、CMの最後まで見られる「引き」になっている可能性があります。
また、商品名の連呼もしているので、名前の認知が広まってきているのではないでしょうか。
全体的に非常に上手くまとまってる!と感じたCMでした。
日本を代表するトップイケメン2名のCM、どちらもタレントさんの個性を引き出した素敵なものだったと思います!
楽しい広告を見て買ったモノって、愛着が湧きますよね。
そんなハッピーな買い物に繋がるCMが、世の中に増えていきますように!!
以上!
出張がなくなるのは良いこと?
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
前職は金融機関で営業をしており、かつ非常に出張が多い部署に属していました。
リアルに40以上の都道府県を回り、夜に会社(東京)へ戻ってきては作業をする、みたいな鬼のハードワークをしていた時期もありました。
その当時は毎週のように飛行機や新幹線で出張に出ていて正直「つらい」の一言でしたが、、
このコロナ禍によって出張が一般的ではなくなる可能性が出てくると、、
それはそれで非常にさみしい気持ちです。。
出張先で現地の人々や空気に触れたり、
会食して美味しいものや楽しい時間を共有したり、
直接的な業務以外での学びがたくさんあった気がします。
もちろん効率だけを考えればリモート会議が便利だとは思いますが、
現地行くからこそ分かることだったり、
近づける距離みたいなのもあったので。(言語化が難しいですが、、、)
そして何より、ビジネスマン個々人の人間味って、東京で特定の人とだけ関わってるような状態だと偏りが出てしまうようにも思います。
少なくとも自分は色んな地域で、
様々なタイプの優秀な人と会えて、
視野が広がって考えも少し深くなれました。
「出張なくなるのは効率的で素晴らしい!」という論調の記事を複数発見したので、何かトレードオフになるものはあるよという意見でした。
(現職だと出張ないけどw)
以上!
ユニークなテレビCMの紹介(DMM英会話 / サントリー黒烏龍茶)
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
仕事で大量のテレビCMを見ておりますので、その中でユニークな構成をしているものを紹介していきたいと思います。
今回は最初なのでまず2つほど。
1.DMM英会話 「ポテト」篇
おぎやはぎ矢作さん出演CM|DMM英会話 「ポテト編」15秒
こちらは結構な量が流れているのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
おぎやはぎ矢作さんが出演されていて、外国人の英語教師とコント調の掛け合いをしています。
クスッと笑えて、ついつい見てしまう構成ですね(笑)
また、余計な効果音やBGMが入っていないところもポイントです。
BGM付のCMが多い中でこのCMが流れると、音が消えた違和感から目を向けてしまう視聴者も多いのではないでしょうか。
BGMが無いことで、一層コント感が出て矢作さんの間の取り方が活かされているのも素晴らしいと思います。
黒島結菜、レトロなウェイトレス姿で旗上げソング? 黒烏龍茶新CM「 糖避けて、脂避けない 」篇
黒島結菜さんと玉山鉄二さんが出演されていて、今年の2月から流れているCMです。
旗揚げソングを黒烏龍茶バージョンに替えて歌っています。
黒島さんの特徴的な声色のセリフで始まっておりとてもキャッチーで、テンポ良い歌が続くので目を引き続けたのではないでしょうか。
また、糖質制限で糖を避ける人は多いですが、「黒烏龍茶で油も避けましょう」というメッセージが分かりやすく伝わってきます。
黒烏龍茶と黒島さんの「黒」が掛かっているのも印象的です。
あくまで主観ですが、替え歌系の中でも昔からあるリズムのものは印象に残りやすいように思います。
上記以外にも東京ガスさん(ラムちゃん)とかインディードさんとか。
名前を聞いてすぐリズムが浮かぶようにできていると、
認知や純粋想起の面でとても良いCMと言えると思います!
面白いCMを適宜ご紹介していきますので、また見ていただけると嬉しいです。
以上!
データ分析とビジネスの繋ぎ方【カスタマーサクセスTIPS】
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスとして働いています。
普段の役割として、顧客とデータサイエンティストの間に立ち、ビジネスに役立つ解釈を伝えるデータコンサルをしています。
データサイエンティストの手を借りずに自分で分析することも多いです。
本日は、そんな普段の仕事で意識している「データからビジネスに役立つ解釈をいかに伝えるか」について書きたいと思います。
データから解釈する際、僕は必ず以下2点を意識しています。
1.分析目的に沿った結果になっているか
2.「事実→解釈→提案」の構成ができているか
1.分析目的に沿った解釈になっているか
データ分析を進めるうちに本来の分析目的からズレてしまう、というのはよくある話です。
また、データを見始めてから分析目的が曖昧だったことが分かる、という事態もよくあると思います。
そのため分析目的を依頼者(僕の場合は顧客)ときちんと擦り合わせておくことは非常に大切です。
もし途中で分析目的が曖昧になったり、方向転換の必要が出た場合は、すぐに依頼者とコミュニケーションを取って軌道修正しなければなりません。
(クドくなりすぎない程度に)事前に密なコミュニケーションを重ねるほど、依頼者の最終的な納得感は強まります。
2.「事実→解釈→提案」の構成ができているか
どんなに筋が良い分析をしても、次のアクションに結び付かなければビジネスとして意味がありません。
そして次のアクションに結び付けるには、事実を伝えるだけでは不十分です。
つまり分析結果を伝える表現としては、
「○○が良くなかった。」で終わるのはなく、
「○○が良くなかった。これは□□が原因と考えられる。そのため△△すると良い」と、
具体的なアクションまで示す必要があります。
一方で、手持ちデータだけでは□□や△△を断言するのは難しい場合もあると思います。
ただ仮説としてでもここで触れておけば、次のアクションとして□□や△△を検証する動きが取れます。
逆に納得して貰えれば、次は△△をするために動くことになります。
このように次へ次へと繋がっていく分析は依頼者の実務に役立ち、ビジネスを前に進めることができます。
事実に解釈や提言を加えてこそ分析者が介在する意味がありますので、データの伝え手になることがある方は是非お試しください!
以上!
#おうち時間 気になる番組:「ハケンの品格」
お題「#おうち時間」
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
普段テレビ関係のマーケティングデータを扱っているのですが、お題がたまたま「気になる番組」だったので発信させていただきますw
気になる番組は、圧倒的に「ハケンの品格」です。
延期されている新ドラマの方も楽しみですが、再放送されている2007年当時のものが非常に面白いです。
ちなみに僕は当時も見ていたので、今回の再放送は2度目の視聴です。
改めて見てみて何より興味深いのが、、
2007年当時の派遣社員に対する社会の認識が、あまりに如実に描かれている点です。
当時僕は高校生でしたが、それでも「ハケンの品格」での派遣社員の扱いは「確かにこういう扱いだってよく聞くなぁ」という認識でした。
つまり「違和感はなかった(=誇張されていなかった)」ということを覚えています。
この時からドンドン社会の認識が変わっていき、今年は「同一労働同一賃金制」が導入されるまでになりました。
この制度自体には賛否両論ありますが、
それでも当時の過酷な状況からの変化と思えば、
社会は前向きに変化してきたんだなぁ、としみじみと実感させられます。
ハンス・ロスリング氏の著「FACT FULNESS」にもありますが、
「世の中は悪い方向に向かっている」という思い込みが蔓延しているが、様々なデータ(貧困率や飢餓率など)を冷静に見ると必ずしもそうではない(むしろ良くなっている側面が多い)。
1ドラマに過ぎないかもしれませんが、こういうことをしみじみと考えさせられました。
もちろんストーリーの面白さや、豪華キャスト陣の演技も抜群です。
延期になっている新ドラマの方も、あれからの変化をどう描いてくださるのか、めちゃくちゃ楽しみです!
是非一度ご覧ください!!!
以上!
コロナ期における中国のテレビ番組
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
所属業界柄、テレビ関連の情報がよく入ってきまして、その中でお隣中国の話が興味深かったので発信させていただきます。
コロナの影響で外出自粛が続き、家にいる人が激増しています。
家にいるとテレビやYouTube、ネットフリックス等を見る人が多いのではないでしょうか。
これは実際多くて、ご存知の通り視聴率もOTTへの加入率もかなり増えています。
YouTubeも最近障害多いですよね。
見てる人が増えて回線が混んでいるからです。
中国でコロナによる外出規制が強まったのは春節のタイミングでした。
つまり実家に帰省している人が多く、多くの人が家族と一緒に外出規制になりました。
そのため中国のテレビ番組は「家族」をテーマにしたものが多く放送され、これがかなりウケたとのことです。
ハートウォーミングなドラマはもちろん、
リモートで制作する新番組も始まっており、
例えば有名俳優が自分の子供と遊んだり家事をしたり「パパ」としての姿を見せるものが流行っているとか。
中国人はとても家族を大切にする国民性と聞きますので、そういう面も影響してるのかもしれないです。
一方、日本では過去に流行ったドラマの再放送や、バラエティの傑作選などが主体ですね。
「JIN~仁~」や「野ブタ。をプロデュース」、「ハケンの品格」等、個人的にはどれも好きで再放送は全てチェックしています!
日本は中国と真逆で、家族と離れ離れのまま外出自粛になってしまった若い人が多いので、そういう人たちが過去ハマったドラマを見れるのは良かったかもしれません。
実際、視聴率も視聴質もかなり高く推移しています。
ただ過去コンテンツを流し続けるのにも限界があるので、
日本のテレビも中国に倣って、この状況ならではのコンテンツで明るい世の中を作っていただきたいですね!
以上!
3万人の大企業から30人のスタートアップに転職した話_その3
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
3万人の大企業から30人のスタートアップに転職したことに関する話のその3です。
今回は大企業出身者から見たスタートアップの世界について書きたいと思います。
その1は雇用条件の変化を、その2は転職の背景を諸々と書いてますので、併せて読んでいただける方は是非。↓
mentalfullnessironship.hatenablog.com
mentalfullnessironship.hatenablog.com
スタートアップという選択肢が当たり前になってきた今(コロナのせいで向かい風ですが、、)、様々な記事で大企業とスタートアップの比較がされています。
まずは例に倣い、僕もそれを書いてみたいと思います。
【大企業に属するメリット/デメリット】
●メリット
・組織としての動きを学べる
・すぐには潰れない
・ダイナミックな仕事に関われる可能性
●デメリット
・社内用の仕事が多い
・キャリアを自分で選べない(異動希望は出せても通るかわからない)
・在籍が長いと会社に依存しやすくなる(万一潰れた時、人生へのダメージが大きい)
【スタートアップに属するメリット/デメリット】
●メリット
・優秀な人材の人口密度が高い
・キャリアを自分で選べ、やりたいことがやれる
・人を大切にする(少ないので)
●デメリット
・数年で潰れる可能性
・名刺にネームバリューが無い
・人手が少ないのでやりたくないこともやらないといけない
正直、大企業もスタートアップも普段の仕事で関わる人数はあまり変わらないので、入った後は大きな違いは感じなかったです。
むしろスタートアップの方が最新ツールや運営手法をバンバン取り入れたり、情報のアップデートが恐るべき速さで進んでいくので、変化が早く通常業務の中にも刺激があります。
また、大企業の時は「会社に生かされている」という考えが(自分に限らず)蔓延してましたが、スタートアップでは「自分で生きている」という感覚が普通です。
そういう意味では、僕はすごく心軽やかに働かせていただいています。
ただ大企業で得た経験は今の自分の強みになっており、それはとても有難いことだと思っています。
研修制度は充実してましたし、歴戦の猛者みたいな先輩方に指導もしていただけました。
スタートアップをスケールさせるうえでも、大企業の内部がどうなっているのかを知っておくのは大変有意義ですし。
ありがちな結論ですが、どっちにいても「日々不安で生きる」ということは無いので、自分にとって好ましい道を選んでいくのが良いと思います。
まぁどっちの世界にも厳しさはありますし、やりがいは自分で見つけるものですしね。
コロナ含め、世の中が急速に変わっていく時代なので、せめて自分の軸はブラさずに頑張りたいですね。
以上!