3万人の大企業から30人のスタートアップに転職した話_その3
こんにちは、ゆきろうです。
とあるマーケティングデータの会社でカスタマーサクセスをしています。
3万人の大企業から30人のスタートアップに転職したことに関する話のその3です。
今回は大企業出身者から見たスタートアップの世界について書きたいと思います。
その1は雇用条件の変化を、その2は転職の背景を諸々と書いてますので、併せて読んでいただける方は是非。↓
mentalfullnessironship.hatenablog.com
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スタートアップという選択肢が当たり前になってきた今(コロナのせいで向かい風ですが、、)、様々な記事で大企業とスタートアップの比較がされています。
まずは例に倣い、僕もそれを書いてみたいと思います。
【大企業に属するメリット/デメリット】
●メリット
・組織としての動きを学べる
・すぐには潰れない
・ダイナミックな仕事に関われる可能性
●デメリット
・社内用の仕事が多い
・キャリアを自分で選べない(異動希望は出せても通るかわからない)
・在籍が長いと会社に依存しやすくなる(万一潰れた時、人生へのダメージが大きい)
【スタートアップに属するメリット/デメリット】
●メリット
・優秀な人材の人口密度が高い
・キャリアを自分で選べ、やりたいことがやれる
・人を大切にする(少ないので)
●デメリット
・数年で潰れる可能性
・名刺にネームバリューが無い
・人手が少ないのでやりたくないこともやらないといけない
正直、大企業もスタートアップも普段の仕事で関わる人数はあまり変わらないので、入った後は大きな違いは感じなかったです。
むしろスタートアップの方が最新ツールや運営手法をバンバン取り入れたり、情報のアップデートが恐るべき速さで進んでいくので、変化が早く通常業務の中にも刺激があります。
また、大企業の時は「会社に生かされている」という考えが(自分に限らず)蔓延してましたが、スタートアップでは「自分で生きている」という感覚が普通です。
そういう意味では、僕はすごく心軽やかに働かせていただいています。
ただ大企業で得た経験は今の自分の強みになっており、それはとても有難いことだと思っています。
研修制度は充実してましたし、歴戦の猛者みたいな先輩方に指導もしていただけました。
スタートアップをスケールさせるうえでも、大企業の内部がどうなっているのかを知っておくのは大変有意義ですし。
ありがちな結論ですが、どっちにいても「日々不安で生きる」ということは無いので、自分にとって好ましい道を選んでいくのが良いと思います。
まぁどっちの世界にも厳しさはありますし、やりがいは自分で見つけるものですしね。
コロナ含め、世の中が急速に変わっていく時代なので、せめて自分の軸はブラさずに頑張りたいですね。
以上!